さびしいまる、くるしいまる。 (角川文庫 な 34-11)

著者 :
  • KADOKAWA (2006年2月1日発売)
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本棚登録 : 174
感想 : 22
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ホストにはまったきっかけとその顛末を綴ったエッセイ。エッセイ冒頭に置かれた童話「さびしいまる、くるしいまる。」うさぎ氏は、くるしいまる=自分、と書かれていますが、私はくるしいまるが私自身に思えて仕方なかった。
中村うさぎが怖いです。でも、目が離せません。 まるで虫眼鏡に集められた光のように、その強さで炎すら起こしてしまうような彼女の叫びに、同調する人間は引き寄せられ、彼女と一緒に叫ぶのだろうと、そう思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: エッセイ/対談
感想投稿日 : 2006年6月19日
読了日 : 2006年6月19日
本棚登録日 : 2006年6月19日

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