はいからさんが通る 1: 花の東京大ロマン (講談社コミックスフレンド 676巻)

著者 :
  • 講談社 (1975年9月1日発売)
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本棚登録 : 109
感想 : 9

小5次女、市立図書館。
ひさびさに読んだら全部覚えていてびっくりした。
こういうロマコメで育ったんだよね、今の40〜50代。
1)前向き、天然でずっこけな、でも一途なところのあるヒロイン
2)もてもてのくせに脇目もふらずにそのヒロインをやさしくつつみこんでくれるイケメン
3)パーフェクトでヒロインの手本ともライバルともなる巻き髪のおじょうさま
4)ヒロインに切ない片思いの黒髪の幼なじみ
これが少女漫画のテンプレなんだなあ(「ガラスの仮面」もいまの「あさが来た」もこれに近い)。

今読むと、台詞の端々に今と当時の価値観や常識の差をうまく織り込んでいて、なかなか読ませる。

紅緒さんと環さんの女学生袴姿、おうちでの着物姿、伊集院邸に移ってからの洋装、どれもおしゃれですてきで、お絵描きの参考にずいぶん真似して描いていたことを思い出した。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2015年11月8日
読了日 : 2015年11月8日
本棚登録日 : 2015年11月8日

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