人物を追うことで歴史を研究するってのは、このあたりの近現代史(70年前)が限界。次々に鬼籍に入る証言者を追っていくスリルは魅力的。このルポを楽しむポイントは「行間を読む」ように不可解な部分を見逃さないこと。たとえば、、さらっと最後に記載された阿片王自身の阿片使用についてとか、最初から話題になっている最重要人物である「忘れ形見の人」の証言がほとんど無いことなど。これは如何してでしょう?
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ルポルタージュ
- 感想投稿日 : 2013年1月8日
- 読了日 : 2013年1月8日
- 本棚登録日 : 2013年1月8日
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