レバレッジ・シンキング 無限大の成果を生み出す4つの自己投資術

著者 :
  • 東洋経済新報社 (2007年6月29日発売)
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本書は各レバレッジシリーズの良いとこ取りができる内容となっている。

①自己啓発書を読んでも成果が上がらない人・・・マインドは高まっているのにパーソナルキャピタルを増やす努力をしていない人
→実践し、身につけないと意味がない

②労力のレバレッジ(少ない労力、大きな成果)で重要なことは4つ
「仕組み化」・・上手くいった方法を仕組み化し、再現性を持たせる
「無意識化・習慣化」・・・上手くいっている人は、良い行動を無意識に行っている。そして習慣化している。習慣にしてしまえば、自動的に体が動く
「KSFを見つけ出す」・・・始める前に、最短距離を考えて効率的に行動する。
→「マニュアル」等を作成し、誰でも同じクオリティを再現できる状態にする。「時間割」「チェックリスト」を使い、自分の体に行動を刷り込ませ、無意識化の習慣を作る。行動の前に全体を俯瞰し、ルートを決めたうえで仕事を始める

③労力のレバレッジは「自分はできる」と自己暗示をかけることが重要

④時間のレバレッジ「時間がないから成果が上がらないのではない」「時間があるから成果があがらない」

⑤ビジネスは「0から1を生み出す」と考えがちだが、成果を上げるためには「1から100、さらには∞」という発想が重要。新たなものを生み出すより、既存のものに付加価値をつけるほうが重要

⑥他人を手本とする場合、自分と似たタイプから学ぶのがよい

⑦読書の際の注意点→読むことが重要ではなく、情報をどのように実践に役立てるかが重要

⑧人脈づくりの際、コントリビューションは最重要だが、「借り入れ」が多くならないように注意する。常に相手に対し、何を返せているかを意識することが重要

⑨社内の人と付き合う際に、自分のマインドが確定してないと、良くもなるし悪くもなる。社内でマインドが高い集団だと思っていても、世間一般と比べてどの程度のレベルなのかを常に意識する

⑩熟練者や経験者から、自分が間違った方向に進んでいないか、修正してもらい、アドバイスをもらうことが重要。ただし、人選選びは慎重に・・・

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2018年12月31日
読了日 : 2018年12月31日
本棚登録日 : 2018年12月31日

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