痛みを抱えた人が何かのきっかけで前を向けるような、そんな話を集めた短編集だった。どの話もさわやかな読後感。あとがきの「ここに収められた七本の連作のうち、ひとつでもあなたの凍りついた傷口に届くものがあれば、作者としては満足です」が沁みた。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
石田衣良
- 感想投稿日 : 2017年8月18日
- 読了日 : 2017年1月18日
- 本棚登録日 : 2017年8月18日
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