前半は話が進まず、独特の文体で読みにくかった。
真希と頭の中?でしゃべっていた人物は泉さんで幼少期から運命の人で声が聞こえていたというのもあまりすんなり吞み込めず、、、。
ただ、当たり前のように繰り返される日々がいかに愛おしいことなのかは考えさせられた。
☆☆☆
自分だけを愛してくれるから、その人に魅かれるわけじゃないでしょう。
・・・・・その人が、自分以外の何を、どのように愛するのか、・・・・・それを知るからこそ、相手を愛せるのでしょう?
こんな当たり前のことを、わたしはどうして忘れていたのか。
顔青ざめて、毎日が不毛な繰り返しだといっていたわたし。
不毛なのは《毎日》ではなく《わたし》だった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2016年9月11日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2016年9月11日
みんなの感想をみる