「子曰く、甚だしきかな吾が衰えたるや。久しきかな吾復夢に周公を見ず。」
『論語』述而篇にあるこの言葉を、『論語』の中での異音として、今までの『論語』の読み方、あるいは孔子像とは別の視点を提供する書。
個人的には、時代考証や文献考証の率を下げて、上記主題をもっと全面的に出してもよかったのではないかと思う。
帯に「『論語』入門の決定版」と書かれていたが、入門書と言うよりは、専門書・学術書に近い。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
儒教・論語
- 感想投稿日 : 2012年3月25日
- 読了日 : 2012年3月25日
- 本棚登録日 : 2012年3月24日
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