阪急電車 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎 (2010年8月5日発売)
4.20
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本棚登録 : 52848
感想 : 5187
5

[17.8.13:追加レビュー記載]

映画化原作本。

私自身にとって、一番に挙げる好きな女性作家=有川浩さん。

そのキッカケの土台となったのは

映画化原作本を通してのこの著書。

原作本・映画本編

両方共、心底からとてつもなく、思い入れが深い。

映画館鑑賞はもちろん、本編そのものも、かつては、地上波放映が幾度とある度、そのつどチェックを入れるぐらいに…

加えて、映画化の脚色は

朝ドラ:ひよっこ・脚本~岡田惠和さん。

〈女性達の群像劇の描写=抜群の適任者〉

と言えるぐらいに…

作風・雰囲気・幅広い世代・立場柄の女性のありったけの姿を

〈生々しく、着飾らず、不思議と先入観なく、自然体に溶け込む空間〉

これが、爽やかな心地よさと共にじんわりと伝わる体感。

同性の目線から率直に観ても、実感度の極めて高い作品。

どことなく、ひよっこの雰囲気と重なるようにも感じます。

原作本=映画本編

両方共に、ここまでの思い入れのある作品はなかなかない中

地元が舞台という影響も大きい分

今でも、時折淡く思い返すぐらいの

〈メモリアルの一作〉そう感じています。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 映画・ドラマ等(専用除く~16年迄。原作・関連本)
感想投稿日 : 2017年8月13日
読了日 : 2010年月
本棚登録日 : 2012年1月14日

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