血烙: 刑事・鳴沢了 (中公文庫 と 25-8)

著者 :
  • 中央公論新社 (2007年2月1日発売)
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本棚登録 : 903
感想 : 60
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刑事 鳴沢了シリーズ 第7作目

舞台はアメリカ。

ニューヨーク市警に研修として渡米してきた鳴沢。
恋人の子供が誘拐されてしまう。
その犯人は以前、日本で詐欺を働こうとし、鳴沢に潰されたチャイニーズマフィアだった。
しかし、マフィアが子供を誘拐した理由が解らないまま、鳴沢は動き出す。

今回は、例え血が繋がっていなくとも、大事な人を守るために鳴沢の心意気がよく伝わってきました。

また今まで、孤高に生きていた鳴沢でしたが、自分は多くの人間に支えられながら、自分の意思を貫いてこられたことを実感するという成長が見られますうれしい顔

ストーリーとしては強引さは否めませんが、その分派手さもあり、推理するには易しいですが、結構面白かったかな。
なんか2時間ドラマとかになりそうな感じ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 堂場瞬一
感想投稿日 : 2018年11月9日
読了日 : 2009年5月24日
本棚登録日 : 2018年11月9日

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