防諜捜査

著者 :
  • 文藝春秋 (2016年4月20日発売)
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感想 : 35
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倉島警部補シリーズ第5弾

オペレーション(作業)を自ら遂行していく公安総務課の作業班を拝命した倉島。

秋葉原でのロシア人女性・マリアの轢死事故を受け、初めての作業を開始する。

前回の作業で共に働いた伊藤、片桐に加え、外事一課の白崎、西本を加え、事件の真相を追う。

同時に中学校教師でロシアの日本人学校に赴任していた九条という男性が、命を狙われていると申し出て、ロシアで出会った男がマリアを殺害したとの証言を得る。

九条の身辺警護をしながら、マリアの身辺を洗っていくと、国家のエネルギー政策に関わる諜報活動の影が見えてきた。

日本で暗躍する殺し屋を見つけることができるか?


話しは派手ではありませんが、倉島の公安マンとしての新たな旅立ちです。

公安小説って読後感がスッキリしませんが、次のオペレーションはどんなものなのか期待してしまいます。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 今野敏
感想投稿日 : 2018年11月18日
読了日 : 2016年5月22日
本棚登録日 : 2018年11月18日

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