言語の脳科学: 脳はどのようにことばを生みだすか (中公新書 1647)

著者 :
  • 中央公論新社 (2002年7月1日発売)
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人は生まれた時にすでにあらゆる言語の文法を理解するためのベースとなるような普遍的な文法を持っていて、環境などの外部からの刺激によって言語を司る脳の機能が最適化されていくと。
普遍的な文法のようなものを持っていないとすれば、赤ん坊が言語を獲得できていく説明がつかない…という話だったかな。

いろんな具体的実験の内容や、脳の専門的な話は難しかったが、失語症や手話の話など分かりやすい内容もちょくちょく挟まっているので何とか読み終えられた。。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 教養
感想投稿日 : 2012年9月10日
読了日 : 2012年9月9日
本棚登録日 : 2012年7月2日

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