それでも、警官は微笑う (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2006年7月12日発売)
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本棚登録 : 926
感想 : 151
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初日明作品。面白い本の基本ってやっぱり、人物が描けているかどうかなんだな。当たり前のことだけど、しっかりと人物が動きまわる今作を読んで、今更ながらそう思った。存在感のある良いコンビを作り上げていることから、日明氏はシリーズ化させる力量のある作家さんだと窺える。特筆すべきものは、潮崎の「新宿○」発言だろうか。笑わせてくれた。/それにしてもこの結末。今考えるれば確かに、一番良い終わり方だと思えるが、聡子に憤慨したのはきっと、私だけではなかったはずだ(笑)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 国内「た」行
感想投稿日 : 2011年5月14日
読了日 : 2011年5月12日
本棚登録日 : 2011年5月14日

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