初日明作品。面白い本の基本ってやっぱり、人物が描けているかどうかなんだな。当たり前のことだけど、しっかりと人物が動きまわる今作を読んで、今更ながらそう思った。存在感のある良いコンビを作り上げていることから、日明氏はシリーズ化させる力量のある作家さんだと窺える。特筆すべきものは、潮崎の「新宿○」発言だろうか。笑わせてくれた。/それにしてもこの結末。今考えるれば確かに、一番良い終わり方だと思えるが、聡子に憤慨したのはきっと、私だけではなかったはずだ(笑)
読書状況:読み終わった
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国内「た」行
- 感想投稿日 : 2011年5月14日
- 読了日 : 2011年5月12日
- 本棚登録日 : 2011年5月14日
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