スマートだとは言い難いのだけれども、その娯楽性が間違いなく、この本の魅力というか(笑) こんなに穴だらけの頼りない三人組を、「悪党」だと言い切ってしまうあたり、作者の「してやったり感」が伺えて、一本とられた気分になってしまう。 まったくもって貫井氏は、作品の幅が広い、器用な作家だと思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
国内「ま」行
- 感想投稿日 : 2011年3月8日
- 読了日 : 2011年3月7日
- 本棚登録日 : 2011年3月8日
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