シリウスの道 上 (文春文庫 ふ 16-3)

著者 :
  • 文藝春秋 (2006年12月6日発売)
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本棚登録 : 898
感想 : 73
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やはり、私の中で藤原氏は別格なんだよなぁ。 決してスマートとは言えない、くたびれたオッサンや、ヤクザさえもかっこよく描いてしまう、それが伊織節。 今回は、今までにない若手の活躍が一番良かった。 本当に頭が良い人は、難しい内容を簡単な言葉で説明できる人だと言うけれど、藤原氏の読み易い文章は、まさにソレ。 読みながら、「ゾクゾク」「ワクワク」というオマケつき。 ただし、今作の出来は中途半端に感じる部分があるので、中の上としておく。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 国内「は」行
感想投稿日 : 2011年2月22日
読了日 : 2010年4月15日
本棚登録日 : 2011年2月22日

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