自分が今まで抱いていた芥川作品のイメージとはちょっと変わったものが収録されている短編集でした。
表題作の『戯作三昧』がじわじわ来ます。美術の課題の現実逃避で読んだらぐりぐり刺激されました、謎の意欲が。
『舞踏会』と『秋』がすごく好きです。
『お富の貞操』とか結構な内容なのに、芥川先生の文章って登場人物より一歩引いててすっごい冷静だから内容がすっと入って来て、やっぱり芥川先生すごいな…。うまい。と思いました。
また忘れた頃に読み返したいです。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年6月15日
- 読了日 : 2013年6月15日
- 本棚登録日 : 2013年5月12日
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