あの頃の誰か (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社 (2011年1月12日発売)
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感想 : 595
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再生魔術の女が怖かった。
実際にはやってないけど、妹を殺した犯人を見つけるために犯人の精子を使って子どもを産んで犯人を捜すなんて。。発想が怖すぎる。だけど、人を甘くみてはいけないというのは年を取るほどに感じるので、同じような事を考える人はいるかもしれない。


二十年目の約束は良かった。
最初は冷たい旦那に感じましたが、読んでいる内に妻を大事に思っているのも分かったし、亡くなった子の事も忘れられなかったんだなあと思った。現実には、例えば同じような事が起こった時にずっと忘れずにいれる人はいるのかな。ここまで忘れずにいてくれたら遺族も少しは報われるのかな。。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2019年8月12日
読了日 : 2019年8月12日
本棚登録日 : 2019年8月12日

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