とにかく構成が見事。ヤマト運輸・小倉昌男が晩年になぜ福祉事業に尽力したのか——。彼の晩年のプライベートのエピソードを巧みに再構成して最終章の「真相」へ至る展開は上質の推理小説、しかも叙述ミステリーのようである。
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- 感想投稿日 : 2017年9月2日
- 読了日 : 2017年9月2日
- 本棚登録日 : 2017年9月2日
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