ぼくのメジャースプーン (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2009年4月15日発売)
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本棚登録 : 746
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誰でもが考えなくてはいけない「罪」と「罰」について、10歳の男の子に語らせている話。「ぼく」のふみちゃんへの愛情に痛いほど胸を打たれ、ラストでは泣きそうになった。この本で、前作『子どもたちは夜と遊ぶ』の秋山先生の能力の謎もわかる。

「誰かが死んで、それで悲しくなって泣いても、それは結局、その人がいなくなっちゃった自分のことがかわいそうで泣いている」という言葉が印象的。誰かのために泣くということの意味を考えさせられた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2013年11月20日
読了日 : 2013年9月26日
本棚登録日 : 2013年9月15日

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