新・堕落論: 我欲と天罰 (新潮新書 426)

著者 :
  • 新潮社 (2011年7月15日発売)
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僕らのように「戦争は間違っていた」と教え込まれてきた世代は、戦前にプライドを持っていた石原慎太郎さんのような人間の意見は、本を読まない限りほとんど知ることができない。公共性の高いメディアでさえ、産経を除いて左に傾倒しているからだ。
自身で憲法を作ることをドイツは許されたけど、日本は許されなかった。黄色人種だったからだ。規制緩和の強要にも見られるように、いまだに日本はアメリカに指図されている。安保理。バカにされていることに気づいてすらいないのは、本当に悲しいことだと思う。
自制心とプライドを持とう。民家に絨毯爆撃してきた米軍機と戦った日本兵を、石原さんは目の当たりにした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 右翼
感想投稿日 : 2012年5月27日
読了日 : 2012年4月30日
本棚登録日 : 2012年4月30日

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