世界化するパレスチナ/イスラエル紛争 (新世界事情)

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  • 岩波書店 (2004年5月27日発売)
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感想 : 6

パレスチナがグローバル化してしまうのは、アメリカがイスラエルを支援するという特別な関係が最大の要因としてあることはもちろんだが、それだkではなく世界各地に離散しているユダヤ人がイスラエルにサン背うするにしても、また反対するにしてもイスラエルとの関係をなんらか求めているから。

イスラエルは1948年という米ソ冷戦の最中にもかかわらず、米ソ超大国の支援によって建国されたのであるから、非ユダヤ人に対する無意味な敵意は捨てると同時に、国際政治の冷徹な力学のバランスの上に立脚して新たな外交関係を築くべきだという考え方に基づいていた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 国際関係
感想投稿日 : 2012年11月30日
読了日 : 2012年11月30日
本棚登録日 : 2012年11月30日

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