シンガポールは中国の唯一の友好国。
中国が中国中心の一方的なものの考え方からアジアを独占しようとしている時、アメリカが軍事力で中国と対峙してくれていることはアジア諸国にとっては心強い。
アメリカは中国に対して強大な軍事力を見せつけておく必要がある。
中国がどれだけの核兵器を手にしていても、アメリカがその気になれば中国を全滅させることができる。中国はそのことをよく知っている。
地球規模で見て、インドとロシアをアメリカの同盟国と考えているのは明か。
ドルはアメリカの体制そのものである。
アメリカの国家的な方針はアメリカの軍事力とドルの力で世界に民主主義体制を広げることである。中国が独自の考え方に固執するかぎり、アメリカは中国と協力して、世界を作る気持ちは全くない。
中国が自分の尺度で世界を動かし始めれば、国際社会の秩序は大きく乱れることになる。中国はこれまでの国際法や国際社会の常識を無視し、自分たちのやり方で世界を動かそうと考えている。
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カテゴリ:
国際社会
- 感想投稿日 : 2011年10月8日
- 読了日 : 2011年10月8日
- 本棚登録日 : 2011年10月8日
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