世界核戦略論: 平和のための真実の提言

  • PHP研究所 (1988年2月1日発売)
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感想 : 1

冷静な政治家なら核兵器の第一使用はしないという主張は正論。
危機が高まり、神経をすり減らす緊張状態に置かれると、米ソいずれの指導者も核兵器の発射を命じる権限を前線の指揮官に与えたいという強い欲求にかられる可能性がある。

戦力の均衡をよしとせず、各優位を目指す生き方は一方の陣営にすれば抑止力を向上させるための手段、方法であるということになるかもしれない。

アメリカの求める究極の目的は、安定を崩さない範囲で戦力を最低れ得るに押し上げて、これをもって相互抑止状態を形成することである。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 国際関係
感想投稿日 : 2014年11月6日
読了日 : 2014年11月6日
本棚登録日 : 2014年11月6日

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