不幸を選択したアメリカ~「オバマ大統領」で世界はどうなる

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  • PHP研究所 (2009年1月27日発売)
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アメリカ人は辛抱が聴かない。一致団結して目標に向かって突進できるのはせいぜい1年。
オバマの優れたインテリジェンスは大統領選挙でも多いに発揮された。
アメリカの安全保障の専門家はソ連との長い闘いを予測していた。
冷戦が終わり、その後のテロリストとの闘いにも勝った結果、アメリカには戦争の危機がなくなり、誰が大統領になっても良いとアメリカ国民が考えるようになった。

オバマでも大丈夫とアメリカ人が考えるようになった。大統領のパワーの低下。

ブッシュは中国経済をアメリカの下請けとみなしていた。共産党による専制政治にも人権問題にも目をつぶり、中国の貿易拡大を促進してきた。

明確な中国戦略を持っていたのはブッシュだけ。経済面では甘かったが軍事面では厳しく締め付けていた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 国際関係
感想投稿日 : 2014年11月7日
読了日 : 2014年11月7日
本棚登録日 : 2014年11月7日

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