多主語的なアジア (杉浦康平デザインの言葉)

著者 :
  • 工作舎 (2010年7月8日発売)
4.00
  • (0)
  • (5)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 53
感想 : 3

自分の存在- 過去の膨大な人間の全存在= ?

古代の東洋では、中国でもインドでも、まず吐くことを重要視する。まず徹底的に吐く。インドのヨガ、道教の導引、東洋の呼吸はみな吐くことを重要視している。
アジア全体が太陰暦。月が満ちることで万物が活気づき、月の変化で憩うような文化を育んできた。
聖なる音、オーム。宇宙の存在の根源に響き渡り、万物の生成、消滅にもかかわる波動だとインドでは信じられている。
オームはおとだけではない。光としてのオームがあり、その波動の核から響きのオームが生み出される。さらにダイナミックな回転力が加わって、万物が生成される。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: アジア・太平洋
感想投稿日 : 2010年9月12日
読了日 : -
本棚登録日 : 2010年9月12日

みんなの感想をみる

ツイートする