赤緑黒白 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2005年11月15日発売)
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本棚登録 : 3403
感想 : 248
5

Vシリーズ第10弾、ついに最終作です。
最初の3作くらいまでは紅子さんがどうも好きになれなくて、なかなかハマれなかったVシリーズだったけど、今では大好きなシリーズです。
紅子さんも好きになりました。もちろん他の登場人物も!
だからこのシリーズがこれで終わりなのが寂しいです。

今作は私的にVシリーズの中でもかなり好きです。
猟奇的な殺人事件も、オールキャストで盛り沢山な感じも、Vシリーズらしい動機も良かったです。
そしてラストも、そう終わるか~って感じだけど、1番しっくりくる終わり方な気がします。
相変わらず保呂草さんはかっこいいですね。

ここから四季シリーズにつながるんですね。
ようやくここでシリーズの時系列が分かってきます。
そしてあの人の正体も!(分かる人には分かるかも)
実は私は何作か前を読んで時に、あれもしかして?って思ってネットでネタバレ検索しちゃいました。
まさかとは思ったけど、嬉しかったです!
早く四季シリーズ読みたいです!!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 森博嗣
感想投稿日 : 2014年4月1日
読了日 : 2014年4月1日
本棚登録日 : 2014年4月1日

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