袋小路の男

著者 :
  • 講談社 (2004年10月28日発売)
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本棚登録 : 894
感想 : 230
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なんで興味を持ったか忘れてしまったけれど、読んでみた。
三編の短編集。二編は連作。

表題作は題名が秀逸。
二編目で、双方の気持ちが見えて、お相子な関係だと分かる。こういう関係はどうしようもない。
まさに袋小路。
本人達にもどうしようもないのだろうな。
ここまでのことはなくても、男女関係恋愛には、どこかにこういう面がある。
そういうところ、痛かった。

反面、後の1編はなんだか、可愛らしかった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: その他小説
感想投稿日 : 2016年5月5日
読了日 : 2016年5月4日
本棚登録日 : 2016年5月5日

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