政治責任 民主主義とのつき合い方 (岩波新書 新赤版 1913)

著者 :
  • 岩波書店 (2022年2月18日発売)
3.36
  • (1)
  • (3)
  • (6)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 113
感想 : 14

 著者の専門は政治理論。本書は抽象的で、正直なところ自分の理解力を超えていた。
 政治責任の必要性や重要性は誰も否定しないだろうが、責任を取るとはどういうことか。その職を辞すのか、引き続き邁進するのか、金銭や命で贖えるのか。集団責任と個人責任の境目は。考えるほど分からなくなる。
 ただ著者が、政治責任とは民主主義そのものの問題であり、政治家はいるが、責任を取るのは政治主体としての「私たち」と考えていることは伝わってきた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: その他
感想投稿日 : 2022年4月6日
読了日 : 2022年4月6日
本棚登録日 : 2022年4月6日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする