著者の専門は政治理論。本書は抽象的で、正直なところ自分の理解力を超えていた。
政治責任の必要性や重要性は誰も否定しないだろうが、責任を取るとはどういうことか。その職を辞すのか、引き続き邁進するのか、金銭や命で贖えるのか。集団責任と個人責任の境目は。考えるほど分からなくなる。
ただ著者が、政治責任とは民主主義そのものの問題であり、政治家はいるが、責任を取るのは政治主体としての「私たち」と考えていることは伝わってきた。
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- 感想投稿日 : 2022年4月6日
- 読了日 : 2022年4月6日
- 本棚登録日 : 2022年4月6日
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