小気味よく描かれている文章はどちらかといえば小説というより、コントだと思う。
しかし、コント師の書く文章はやはり間が大事なようで文字として自分のペースで読むよりも演者さんに間を大事にされながら演じてもらう方が面白いのだろうと思う。
例えば小説特有の情景を伝える言葉や比喩表現で読者に想像させる箇所が圧倒的に少なく、とにかくセリフが多いのが気になった。
それでも要所要所でクスリとさせる部分もあり、話の構成もよくできていて最後まで無事読了できた。
ドラマはきっともっと面白かったのだろうなあ。
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- 感想投稿日 : 2019年1月12日
- 読了日 : 2019年1月12日
- 本棚登録日 : 2019年1月12日
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