あたらしい戦略の教科書

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン (2008年7月15日発売)
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感想 : 98
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『はじめての課長の教科書』の著者が書いた戦略論、ということで早速読んでみました。

いわゆるロジカルな「戦略論」と比べてかなり実地的、少なくともそういった雰囲気を出しています。目的-戦略-現在地、の構造を語った上で、カーナビの例を引くところはしっくり来るところがあります。この人は、この自然に読ませる文体に優れたものを持っているんだろうな、と思います。

ちなみに、ですけど、"デトロイト・コンサルティング、最優秀リサーチフェローのマイケル・レイナー氏(P.115)"と書いてますが、正しくは"デロイト・コンサルティング"です。そもそも、それよりもクリステンセンとの共著の『イノベーションへの解』か『戦略のパラドクス』の著者としての方が有名なような気が。まあ、細かいですが。

でもおまけで星5つ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ビジネス
感想投稿日 : 2009年12月26日
読了日 : 2008年7月26日
本棚登録日 : 2008年7月26日

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