『はじめての課長の教科書』の著者が書いた戦略論、ということで早速読んでみました。
いわゆるロジカルな「戦略論」と比べてかなり実地的、少なくともそういった雰囲気を出しています。目的-戦略-現在地、の構造を語った上で、カーナビの例を引くところはしっくり来るところがあります。この人は、この自然に読ませる文体に優れたものを持っているんだろうな、と思います。
ちなみに、ですけど、"デトロイト・コンサルティング、最優秀リサーチフェローのマイケル・レイナー氏(P.115)"と書いてますが、正しくは"デロイト・コンサルティング"です。そもそも、それよりもクリステンセンとの共著の『イノベーションへの解』か『戦略のパラドクス』の著者としての方が有名なような気が。まあ、細かいですが。
でもおまけで星5つ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ビジネス
- 感想投稿日 : 2009年12月26日
- 読了日 : 2008年7月26日
- 本棚登録日 : 2008年7月26日
みんなの感想をみる