以前に合唱曲で何作か触れたので、この機会に他の作品にも触れてみたかった。
『硝子は 空っぽのように すきとおって見える。 けれども たくさん重なると、 海のように青い。 文字は 蟻のように 黒くて小さい。 けれども たくさん集まると、 黄金のお城のお噺もできる。』(硝子と文字)
優しく繊細ながら、時折はっとするほど鋭い観察眼も覗かせる瑞々しい言葉達。
なぜ自死を選ぶに至ったのか、作者の人生も気にかかる。
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- 感想投稿日 : 2020年3月17日
- 本棚登録日 : 2020年3月17日
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