「時は流れる、いちまは残る」――人間に化ける術を得て、「お友達」(かつての持ち主だったゆきの曾祖母)の夢見た事を叶えても、もうその人はこの世にいない。大切にされたり、長い年月を経た人形に魂が宿るという考えを私は信じていますが、そうして自分を置いて世界や周りの人間が移り変わって行くのを見るのは悲しい事なのかも知れないな。
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エンターブレイン
- 感想投稿日 : 2006年4月18日
- 本棚登録日 : 2006年4月18日
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