視点を変えれば、世界がそれまでとは全く違って見える。精巧なだまし絵のような、ミス・マープルもの。イギリスの壮麗な大邸宅に、個性的で怪しげな登場人物たちと、クリスティーらしい道具立てが揃っています。トリックよりも、人間性を丹念に描いている作品かも(わたしはマープルものの、そういうところが好き。一見地味だけど、読みこなすと奥が深いの)。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ミステリ
- 感想投稿日 : 2010年8月15日
- 読了日 : 2010年8月16日
- 本棚登録日 : 2010年8月14日
みんなの感想をみる