舞台設定を説明して、登場人物を紹介するだけで、いつものレビューの10倍ぐらいの長さになりそうなボリュームの小説。
いろんな人や、人じゃないものが出てくるが、その出自や目的が大体自分勝手である。自分勝手ではあるが、社会(いまの言葉でいう社会と、なにか少し違うが)に影響している。愛だと思ったり、愛が勘違いだと思ったり。本は厚いし、縁は黒いし、人は死ぬし食べられるし血は出るし○◯だし…ということで、万人におすすめしませんが、不気味盛りだくさんの世界とそこに淡々と生きる人たちの描写はなかなかよかったです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
9 文学
- 感想投稿日 : 2014年3月29日
- 読了日 : 2014年3月28日
- 本棚登録日 : 2013年12月17日
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