利他的な遺伝子 ヒトにモラルはあるか (筑摩選書 20)

著者 :
  • 筑摩書房 (2011年6月15日発売)
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感想 : 13
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利他的に生命を投げ出したアーミッシュの話ではじまります。人に(そして動物にも稀に)ある利他の根源を探ろうとする本。
タイトルには、「利己的な遺伝子」へのアンチテーゼであろう「遺伝子」がついていますが、あんまり「遺伝子」という印象が残りませんでした。
利他が本能で、利己を科学的に証明することは、後ろめたさの隠蔽だといいます。僕は逆かな、なんて思うのだけど。
利己と利他、どちらもなければ生きていけない。面倒な生き物にうまれちゃったなあと感じる一冊。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 4 自然科学
感想投稿日 : 2012年5月29日
読了日 : 2012年5月29日
本棚登録日 : 2012年4月27日

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