前書きにもあるけれど、ヨーロッパの話がかなり多くて少々物足りない。重厚な感じが少し薫る表紙とはうってかわって、図も、歴史の図解というよりはイメージイラストで、「図解食の歴史」と名乗るのはちょっとどうなのか、というのが正直な印象。
そういうわけで、連続した歴史の記録という点では評価できないけれど、食い物トリビア(というと、急にがっくり来ますが)としてはなかなか面白い。
しかしどういう人向けの本かな。レストランとかで語るうんちくを身につけたい人か、どこかのWEBサイトに記事を書きたい人(ドキッ)向け?
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
3 社会科学
- 感想投稿日 : 2013年3月29日
- 読了日 : 2013年3月29日
- 本棚登録日 : 2013年3月18日
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