営業について「結果管理主義」と「営業パーソンのセンス任せ」から、
「プロセス重視」への転換、その具体策(自社商材)を提案する書籍。
どうせ読まない「日報」など止め、もっとプロセスを具体化し、
報告を簡素化(データ化・数値化)することで、
営業パーソン(誰も読まない日報を書かない)、
営業マネージャー(部下の行動が把握できない)、
経営層(営業現場が見えない)の不満を解消しようというもの。
また、著者は、そのシステムをフルスクラッチではなく、
パッケージ(どちらかというクラウド志向)で提供することがベストと論じる。
(市場の洗礼を受けるパッケージソフトの方が、費用対効果が高い)
2002年発刊なので、多少古い部分もありますが、根底に流れる要素は、
今でも通用する内容だと思います。
ただ、前半の典型的ダメ営業事例は、面白いものの、論旨展開に必ずしも
マストであったかというと、微妙な印象を受けました…。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ビジネス
- 感想投稿日 : 2013年2月24日
- 読了日 : 2013年2月24日
- 本棚登録日 : 2013年2月24日
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