旅のお共として。シリーズ完結編ではあるけど、まだ続いてるので、シーズン1完結というところ。とはいえ、いまいち何がそんなに国を揺るがすほどのものだったのかははっきりせず、旅人がロストの被験者にさせられたのもそんな理由で、と思う。雪路のお兄ちゃんのこともはっきりしないし。確かにトウカの人生は気の毒で、ほんとそんな奴ら殺して構わないと思っちゃう。すごい親は大切に、みたいなていでこのシリーズは来てて、それが嫌だったけど、やっぱり最後にはこういう嫌な親もいるのだという話になるのだ。しかし、テイちゃんがお母さんのことを分かったというのはフィクション過ぎると思う。まぁテイちゃんの存在自体がフィクションだけどな。しかし、ここまでの4冊を一年半で書いたとあとがきにあって、すげーなーと思った。何たる駆け抜け方。そして、こんなに続くなんて思ってなかっただろうなぁ。
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- 感想投稿日 : 2024年2月11日
- 読了日 : 2024年2月10日
- 本棚登録日 : 2024年2月11日
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