何かと目にするTPP問題について、
実家が農家なので超影響でるんじゃね!と思って読んだ本。
全210ページ
序章:あまりに不自然なTPPの登場 30 P
一章:矛盾だらけの「TPP経済学」 26 P
二章:日本の農業が直面する本当の脅威 32 P
三章:FTAからTPPへの謎の反転 38 P
四章:アメリカの狙いは「金融」と「投資」 38 P
五章:TPPは安全保障になるという幻想 22 P
終章:太平洋もアジアも逃げない 24 P
TPPははじめ、2006年にニュージーランド、ブルネイ、シンガポール、チリの4ヶ国が始めた経済協定だった。
2008年にアメリカが参加を表明し、2010年10月1日には菅首相が「TPPに参加する」と表明。
アメリカの狙いは
「TPPによって輸出拡大と雇用創出を実現する」ことだと本に書かれていた。
その経緯は
→1980年以降にアメリカ工業が停滞、代わりに金融立国になる
~~
→2007年の金融危機の影響で国内の失業率が高くなる
→どうにか金融市場を活性化したい
→TPP参加国の中でもGDP比の高い日本に金融サービス等(農産物も)の輸出をしたい
→日本のTPP参加を促すために農業の自由貿易の話をする
という話が書かれていた。
→
「外国との交渉においてまず大事なのは、いったい相手が何を狙っているのか見抜くことだ」
ということで」反省し、
まずはアメリカについて知るために「貧困大国アメリカ」という本を読むことにした。
- 感想投稿日 : 2012年1月4日
- 読了日 : 2012年1月4日
- 本棚登録日 : 2012年1月4日
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