この作品は、「小説現代」1999年12月号に掲載された「赤い指」をもとに書き下ろされたものだとか。
で、この本は2006年に発行されている。
著者40代の作品ということで良いだろう。
東野圭吾の作品に、「手紙」がある。
犯罪者とその家族の心理状態が、非常に良く書かれている作品である。
今回の「赤い指」も同様で、う~んと唸らされた。
あまりに現実離れしていてはフィクションで納得していまうが、この作品は、ひょっとしたら現実に似たようなことがありそうなところが、考えさせられる。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2006年
- 感想投稿日 : 2016年1月10日
- 読了日 : 2016年1月12日
- 本棚登録日 : 2016年1月10日
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