赤い指

著者 :
  • 講談社 (2006年7月25日発売)
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本棚登録 : 5144
感想 : 796

この作品は、「小説現代」1999年12月号に掲載された「赤い指」をもとに書き下ろされたものだとか。
で、この本は2006年に発行されている。
著者40代の作品ということで良いだろう。

東野圭吾の作品に、「手紙」がある。
犯罪者とその家族の心理状態が、非常に良く書かれている作品である。
今回の「赤い指」も同様で、う~んと唸らされた。
あまりに現実離れしていてはフィクションで納得していまうが、この作品は、ひょっとしたら現実に似たようなことがありそうなところが、考えさせられる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2006年
感想投稿日 : 2016年1月10日
読了日 : 2016年1月12日
本棚登録日 : 2016年1月10日

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