付添い屋・六平太 虎の巻 あやかし娘 (小学館文庫 か 35-2)

著者 :
  • 小学館 (2014年6月6日発売)
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本棚登録 : 103
感想 : 13

著者の作品、ブクログ登録は3冊目になります。

著者、金子成人さん、どのような方か、ウィキペディアで、再確認しておきます。

---引用開始

金子 成人(かねこ なりと、1949年1月15日 - )は、日本の脚本家、作家。長崎県佐世保市出身。

---引用終了

丑年、やぎ座生まれの方になります。
私と同じなので、親近感がありますね。

で、本作を書かれた時の著者の年齢は、65歳位になります。
本作の内容は、次のとおり。

---引用開始

十一代将軍・家斉の治世も四十年続き、世の中の綱紀は乱れていた。浪人・秋月六平太は、裕福な商家の子女の花見や芝居見物に同行し、案内と警護を担う付添い屋で身を立てている。外出にかこつけて男との密会を繰り返すような、わがままな放題の娘たちのお守りに明け暮れる日々だ。血のつながらない妹・佐和をやっとのことで嫁に出したものの、ここのところ様子がおかしい。さらに、元許嫁の夫にあらぬ疑いをかけられて迷惑だ。降りかかる火の粉は、立身流兵法達人の腕と世渡りで振り払わねば仕方ない。日本一の人情時代劇、第二弾にして早くもクライマックス!

---引用終了

第一話 あやかし娘
第二話 武家勤め
第三話 むかしの音
第四話 霜の朝


以下は、備忘録です。

・矢島新九郎---北町奉行所の同心。道場の後輩。
・孫七(まごしち)---大家。
・藤蔵(とうぞう)親分---神田上白壁町の目明かし。
・穏蔵(おんぞう)---六平太の息子。
・佐和(さわ)---六平太の妹。血のつながりはない。

・『もみじ庵』---神田岩本町の口入れ屋。
・『市兵衛店』---秋月六平太が住んでいる所。
・『吾作』---六平太、行き付けの居酒屋。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 1801~1900年
感想投稿日 : 2023年5月7日
本棚登録日 : 2023年5月5日

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