著者、海音寺潮五郎さんの作品、ブクログ登録は2冊目になります。
海音寺潮五郎さん、どのような方かというと、ウィキペディアには、次のように書かれています。
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海音寺 潮五郎(かいおんじ ちょうごろう、1901年〈明治34年〉11月5日 - 1977年〈昭和52年〉12月1日)は、日本の小説家・作家。本名は末冨 東作(すえとみ とうさく)。鹿児島県伊佐郡大口村(現・伊佐市)生まれ。次女は日本テレワークの社長を務めた末冨明子(2011年6月19日没)。
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で、本作の内容は、次のとおり。
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茫乎とした外貌の下に激情を秘めた熱誠の人西郷吉之助と、冷徹にして情に溺れることのない智謀の人大久保一蔵。私心を滅して維新の偉業をなしとげ、同じ憂国の思いから征韓論で対立しついに袂をわかつ二人の英傑。その相補い相競う姿を、複雑な藩情、迫りくる外国の圧力、刻々移る多難激動の時代の中に、その肌に触れ息づかいを聞くように生々とまた敬愛の思いをこめて描く快作。
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本作関連人物の生年没年を、少々調べてみました。
・有村俊斎(1832~1906)
・大久保利通(1830~1878)
・西郷隆盛(1828~1877)
・橋本左内(1834~1859)
・伊地知正治(1828~1886)
・吉井友実(1828~1891)
・島津斉彬(1809~1858)
・島津久光(1817~1887)
・海音寺潮五郎(1901~1977)
・司馬遼太郎(1923~1996)
- 感想投稿日 : 2023年4月26日
- 本棚登録日 : 2023年3月28日
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