著者、カミュ、どのような方かというと、ウィキペディアには、次のように書かれています。
---引用開始
アルベール・カミュ(フランス語: Albert Camus、1913年11月7日 - 1960年1月4日)は、フランスの小説家、劇作家、哲学者、随筆家、記者、評論家。
---引用終了
フランス領アルジェリア(当時)出身です。
そして、46歳にて亡くなっています。
で、本作の内容は、次のとおり。
---引用開始
母の死の翌日海水浴に行き、女と関係を結び、映画をみて笑いころげ、友人の女出入りに関係して人を殺害し、動機について「太陽のせい」と答える。判決は死刑であったが、自分は幸福であると確信し、処刑の日に大勢の見物人が憎悪の叫びをあげて迎えてくれることだけを望む。通常の論理的な一貫性が失われている男ムルソーを主人公に、理性や人間性の不合理を追求したカミュの代表作。
---引用終了
そして、本作の書き出しは、
---引用開始
きょう、ママンが死んだ。もしかすると、昨日かも知れないが、私にはわからない。養老院から電報をもらった。「ハハウエノシヲイタム、マイソウアス」これでは何もわからない。恐らく昨日だったのだろう。
---引用終了
それから、本作の訳者は、窪田啓作さん。
本作が日本語に翻訳されたのは1951年で、その時の翻訳者は窪田啓作さんでした。
窪田啓作さん、ウィキペディアには、次のように書かれています。
---引用開始
窪田 啓作(くぼた けいさく、1920年7月25日 - 2011年)は、日本のフランス文学者、詩人、銀行員。本名・開造。窪田般彌の兄。カミュ『異邦人』の翻訳で知られる。
---引用終了
- 感想投稿日 : 2024年1月24日
- 本棚登録日 : 2024年1月24日
みんなの感想をみる