一九八四年〔新訳版〕 (ハヤカワepi文庫)

制作 : トマス・ピンチョン 
  • 早川書房 (2009年7月18日発売)
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著者、ジョージ・オーウェルさん、どのような方かというと、ウィキペディアには次のように書かれています。

ジョージ・オーウェル(英: George Orwell、1903年6月25日 - 1950年1月21日)ことエリック・アーサー・ブレア(英: Eric Arthur Blair)は、イギリス植民地時代のインド生まれのイギリスの作家、ジャーナリスト。ミドルネームを排してエリック・ブレアとも表記される。全体主義的ディストピアの世界を描いた『1984年』の作者である。『1984年』で描かれたような監視管理社会を「オーウェリアン」(Orwellian)と呼ぶ。

著者は、46歳にて亡くなられています。
結核に罹患された状態で、『1984年』を書きあげたようで、ある程度死期を予感していたのかもしれません。
結果として、著者の人生の集大成的な作品に出来上がっているように思います。

この作品は、ディストピア小説の代表作になるようです。
私は、この作品に出合うまで、ディストピア小説なるものを知らなかったのですが、ディストピア小説は何かというと、

ユートピアの対義語として語られる「ディストピア」。平和を掲げた理想的な社会のように見えつつ、実は格差が激しくて生活のすべてが管理されている社会です。近未来を舞台にしたSF作品で描かれることが多いのが特徴。

とのこと。

『1984年』の内容は、次のとおり。(コピペです)

"ビッグ・ブラザー"率いる党が支配する全体主義的近未来。ウィンストン・スミスは真理省記録局に勤務する党員で、歴史の改竄が仕事だった。彼は、完璧な屈従を強いる体制に以前より不満を抱いていた。ある時、奔放な美女ジュリアと恋に落ちたことを契機に、彼は伝説的な裏切り者が組織したと噂される反政府地下活動に惹かれるようになるが…。二十世紀世界文学の最高傑作が新訳版で登場。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 1949年
感想投稿日 : 2021年10月2日
本棚登録日 : 2021年9月26日

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