暴露本を読んだ後は、「面白かったー!」という感想を持つことが多い。
でも、この本の場合は、正直言って色々と考えさせられた。
就活では、採用数が多いなどの安直な理由で志望されがちなメガバンク。
(そういう就活生が採用されるのか、という話は別として)
そもそも、メガの採用活動が悲劇の序章。
この本で挙げられていた昼休みの風景だけではないはず。
例えば、説明会でプレゼンターを務めるのは、ほんの一握りの成功者。
その成功者の体験談を聞いた就活生は、憧れを抱いて、入行する。
そのことを知らないと、就活生と企業の間にはミスマッチが生じることになる。
3年で3割がやめていくということの裏側には、こういう事実が存在する。
悲劇の主役にならないためにも、この本は就活生にオススメしたい。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年2月7日
- 読了日 : 2012年2月7日
- 本棚登録日 : 2011年12月28日
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