若手行員が見た銀行内部事情 (アルファポリス文庫)

著者 :
  • アルファポリス (2006年10月1日発売)
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感想 : 18
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暴露本を読んだ後は、「面白かったー!」という感想を持つことが多い。
でも、この本の場合は、正直言って色々と考えさせられた。

就活では、採用数が多いなどの安直な理由で志望されがちなメガバンク。
(そういう就活生が採用されるのか、という話は別として)

そもそも、メガの採用活動が悲劇の序章。
この本で挙げられていた昼休みの風景だけではないはず。

例えば、説明会でプレゼンターを務めるのは、ほんの一握りの成功者。
その成功者の体験談を聞いた就活生は、憧れを抱いて、入行する。

そのことを知らないと、就活生と企業の間にはミスマッチが生じることになる。
3年で3割がやめていくということの裏側には、こういう事実が存在する。

悲劇の主役にならないためにも、この本は就活生にオススメしたい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2012年2月7日
読了日 : 2012年2月7日
本棚登録日 : 2011年12月28日

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