下巻の方も面白く読めた。戦闘シーンはリアリティあり、バルサは芯が強く、思いやりの心を持つ、人間味が更にましていて良い。アスラの生い立ちを追っていくと、運命というのは時に残酷であることがひしひしと感じられ、そのことが精神状態にも影響されるだろうと思うと、複雑な気持ちもある。もうひとりキーとなったのが、シハナの存在で恐れられている人物であることが感じられる。今後、王国に同影響するかが鍵である。バルサと同様、タンダも魅力ある人物なのが良い。アスラの最後は、物悲しいもので、チキサとの関係が今後良くなればと願う。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
作者 あ行
- 感想投稿日 : 2017年1月8日
- 読了日 : 2017年1月8日
- 本棚登録日 : 2017年1月6日
みんなの感想をみる