2014-10-02T16:53:26+09:00
特に第3部の安楽死・尊厳死に関わる対談を読みながら、森鷗外の『高瀬舟』を思い出していた。
罪人の話を聞いた護送の同心の逡巡は、まさにこの安楽死・尊厳死に関わる問題点を明らかにしたものであった。鷗外の慧眼に改めて感服させられると同時に、この問題の抱える難しさが浮き彫りになったと思う。医療だけで考える問題ではなく、広く議論されるべき問題であろう。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
対談
- 感想投稿日 : 2014年10月2日
- 読了日 : 2014年10月2日
- 本棚登録日 : 2014年10月2日
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