母親に萎縮して、物事を判断するのに母の価値観が色濃く出てしまい、それを打ち破りたくても竦んでしまって打ち破れない主人公。この程度の親子関係や、生きる技術に不器用な人はざらに居ると思うけれど、微に入り細に入り巧みに表現されて鮮やかでした。初めて読む作家さんですが、作者さんはまだ27,8歳とか?素晴らしい感性だと思います。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2014年5月12日
- 読了日 : 2014年5月12日
- 本棚登録日 : 2014年5月12日
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