運を超えた本当の強さ

著者 :
  • 日本実業出版社 (2011年11月25日発売)
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チェック項目7箇所。感覚を鋭くしようと思えば、積み重ねた知識や思考をいったん取っ払えばいいわけです、赤ん坊のときと同じ状態に戻る、それが戻るということ、わざわざ磨くものでなく、初めからあるものなのです。運を持っていても、それを十分に活かせるかどうかが実力です、たいしたことのないやつは、運を使い果たしてしまう、本当に強いやつは、まず自分の運を減らすところから始めます。動きやすいようにしてあげることです、ふつうは周りが動きにくい牌を切りますが、下が動きやすい牌を切る、そうすると卓が活性化します。固定観念があると、「こういうことをやるには、この動きが必要だ」と思ってしまうでしょう、そういうものをフッと捨てることで、できることがあるのです。人間が有能だから、立ち上がって、空いた手で道具を使えるようになったという考えがある、でも、弱いからこそ、そうしなければいけなかったという感覚を持つのも大事です。人間は80年とか長く生きているから、いい加減なのです、もし人間が、「あと一週間の命だよ」と言われたら、残された時間をすごく大事にするでしょう。私の価値観の一番目は「存在」ですが、その次にくるのが「行動」です、どんな形であれ、存在さえしていれば、駄目だとか能力があるとか、そんなことは関係ありません。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 桜井章一
感想投稿日 : 2014年9月26日
読了日 : 2014年9月26日
本棚登録日 : 2014年9月26日

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