「そ・わ・か」の法則 (サンマーク文庫 こ 1-1)

著者 :
  • サンマーク出版 (2011年11月14日発売)
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感想 : 12
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チェック項目14箇所。「貧しい人々は、自分が貧しいと思いつづけてきて、他人に施しをすることや与えることをしてこなかった人が多いのだ。他人に施しをすることで容易に救われるのだから、救いに行ってあげなさい。そのための托鉢なのです」。「どうして、トイレ掃除にそんなに力を入れるんですか」と、その僧侶は聞いたそうです、そうしたら「自我を捨てるため」と言われた、トイレ掃除をすると、どうも自我がなくなるらしい。マラリアで高熱を発した人はガンになりにくい、という因果関係がわかりました、ガン細胞は41度から42度でしんでしまうらしいのです、ガン細胞は、熱に弱いらしい、体温が上がって臓器が温まると、、ガン細胞は生きていけないらしい。本来、数字というのは、人間が生活するにあたって、数を使いこなしほうが便利だというところおから考えられたものです、それがいつのまにか、自分の生活にかかわってきて、逆に人間を縛るようになってえきた、そして、その数字を一生懸命、守らなければならないという状況にさらされている人ほど、どうもガンになりやすいようなのです。江戸時代の人は体温が平均37度くらいだったそうですが、今は、36度くらいで、1度くらい下がっているといわれています、内臓の温度を上げる方法、それは「笑う」こと、笑うことはある種の体操でもあります、笑いは、心拍数を上げ血圧を上げて呼吸を盛んにし、酸素消費量を増やします。どんなに研修合宿が素晴らしく心温まるものであっても、そこで学んだことや体験したことを、日常生活の中で実践しなければ何の意味もありません、むしろ学ばなければ、驕り・高ぶり・・傲慢にならないわけですから、学ばない方がよいような気さえします。すべての現象は、宇宙的に、本質的に、ニュートラル(中立)です、それを”幸”ととるか”不幸”ととるか、は、どうもその人しだいであるらしい……。生まれて以来、何の問題もなかった人が手も足も自由に動くことに感謝しろといわれても、本当に”感謝”することは難しい。目の前の人が暗い話をしていたり、荒っぽい性格だったり怒鳴りまくっている家族がいても、いちいち腹を立てたり怒ったりしないで、自分がニコニコと穏やかに、「うれしい」「楽しい」「幸せ」「愛してる」「大好き」「ありがとう」「ついている」と言って、タ行淡々と、ナ行ニコニコと、ハ行ひょうひょうと、マ行黙々と、生きていくことができたら、その影響力は影よりも光のほうが強い。結婚は、人格磨きの「スタート」なのであって夫や妻を得たというのは、磁石を一つ手に入れたということにほかなりません。「正しいことを言っているから声を荒げていい」という理論は、結果的に暴力的な子供を育てます。優しさというのは、常に強い立場の者が、弱い立場の者にその力を使わないということ、強い力や強権・強圧的な接し方をしないということです。多分、教育の本質というのは、「みんなと同じことをする子供にすること」ではなく、「自分でものを考え、その結果、自分で自分の行動や生活、生き方を組み立てていけるようにすること」であると思います。何か一つでも、親には及ばないようなジャンルをもつこと、、それが職業や収入と直接結びつかなくてもいいのです、そういう勉強や研究を続けている”姿”を見せることで、いつか親はわかってくれるでしょう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小林正観
感想投稿日 : 2013年1月28日
読了日 : 2013年1月28日
本棚登録日 : 2013年1月28日

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