1日1分 元気になる法則

著者 :
  • 中経出版 (2010年3月10日発売)
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本棚登録 : 201
感想 : 14
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チェック項目11箇所。やりたいことがわからなくなったとき、仕事や人間関係に行き詰まったとき、これからの自分に不安を感じたとき、本書の中に、次の行動に進むための、考え方のヒントがあるかもしれません、考え方が変われば、行動が変わり、行動が変わると、必ず、人生が変わっていきます。ものごとは、自分の努力のレベルに合った結果しか出ませんから、努力をしたのに結果が出ないとすれば、それは努力が足りないだけなのです。能力というのは、自分らしく社会に役立つように使って、はじめて能力といえるのです、つまり、ほかの人とは違うその人の魅力として、能力が活かされないと意味がないのです。「その経験から何を学んで、どれだけ成長するか」、このことが何よりも大切なことだと思います、つまりそれは、失敗してもめげず、成功してもおごらず、学び、成長し続ける生き方です。自分の思いは、うまくいかなくても、周囲の人が無理だと言ったとしても、簡単にあきらめることはないでしょう、マーケットを読む力よりも、私は、やりたいという自発性、つまり、その人だけの「あきらめない理由」を持つことが、とても大切だと思います。「相手を大切にする」というのは、具体的にどうしたらいいのでしょうか、それは、「感謝する」ことだと思います、さらに、加えて「相手から学ぶ」「相手に貢献する」「相手に尽くす」ことです。思い通りにならない他人を受け入れるということは、非常に勇気がいることかもしれません、けれども、その思い通りにならない人を受け入れる勇気を持つことが、信頼関係をつくるための前提条件なのです。
「今日が、私の人生で、最後の講演会」、不思議なことに、このように考えて行う講演会は、疲れるどころか、どんどん体の調子もよくなり、会場が一体感に包まれ、本当に楽しく盛り上がれます。人間関係においては、テクニックを使ってコミュニケーションをとろうとすると、それが相手にわかってしまい、余計に不信感を招いてしまうことになります、コミュニケーションで最も大切なことは、テクニックではなく、相手に好意を持つことです。思い通りにならないことがあったときに腹が立つというのは、「相手は私にこれをしてくれるはずだ」「これくらいのことはできて当然だ」と、自己中心的に考えてしまっているということの表れなのです。あきらめている人というのは、能力や環境のせいにして、「やらない理由」を探すものです、でも、何かを成し遂げる人というのは、共通して、「できる理由」を探し続けます。人は自分がイメージした通りの自分になっていきます、「これがサラリーマンだ」というイメージを持つことによって、そのイメージに自分を合わせて、使う言葉や行動を決めていくからです、ということは、どのような人に会うかによって、自分のイメージが大きく変わっていくのです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 10代、20代に読みたい。
感想投稿日 : 2014年7月29日
読了日 : 2014年7月28日
本棚登録日 : 2014年7月28日

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